新規除外または新規例外の追加

手順

  1. 「構成」ダイアログ・ボックスの「除外するパスおよびファイル」タブの「除外するパス」領域で、「プラス」ボタン をクリックして「除外」または「例外」を選択し、絶対パスまたは正規表現を入力して「OK」をクリックします。(「スキャン構成ウィザード」 >「開始 URL」>「詳細」で、「探査」をクリックします。)
    「新規除外または例外」ダイアログ・ボックスが開きます。

  2. 作成するフィルターのラジオ・ボタンを選択します。
    • 除外: この項目に一致する URL をスキャンしません。
    • 例外: この項目に一致する URL がリストの上方にある除外条件によって除外されるとしても、この URL を含めます。
    注: 例外機能は、除外されたパス内にあるディレクトリーを含める場合にのみ必要とされます。例えば、http://demo.testfire.net/bank を除外した場合、http://demo.testfire.net/bank/transfer.aspx を包含としてリストの下方に追加して、そのサブディレクトリーをスキャンに含めることができます。
    注: スキャンの探査ステージとテスト・ステージの間で除外を追加する場合、AppScan® は除外されたパスが探査されたとしても、テストを行いません。
  3. オプションで、「除外するパス」リストに表示される説明を追加します。
  4. ディレクトリーのセットに一致するパスまたは正規表現を「パス」フィールドに入力し (以下の表の例を参照)、正規表現についてはチェック・ボックスを選択します。
    注: 正規表現とは、特定の構文規則に従ってストリングのセットを記述するストリングのことです。「Expression Test」ボタン をクリックして Expression Test PowerTool を開くことで、正規表現の構文を検証できます。

    正規表現を作成するための支援がさらに必要な場合は、次のリンクが役立ちます。http://www.regular-expressions.info/quickstart.html

  5. 特定のパラメーターのみを含むパスに除外または例外を適用するには、「プラス」ボタン をクリックし、1 つ以上のパラメーターをダイアログ・ボックスの下段のペインに追加します。
    注: この機能は、アプリケーション全体が URL に含まれ、そのパラメーターによって制御されている「大規模スクリプト」アプリケーション用に設計されています。URL をフィルタリングによって除去することで、スキャンは無効にされますが、特定のパラメーターや特定のパラメーター値 (ログインあるいはログアウトのパラメーター値など) を除去することができます。
  6. 「OK」をクリックします。

    新規項目がリストの一番下に追加されます。

    注: リスト内の 2 つの項目の間に矛盾がある場合、下の方の 項目が優先されます。必要に応じて項目の順序を調整するには、「上/下」ボタンを使用します。ある除外または包含がリストの上位にあるために、別の除外または包含が冗長になっている場合、「OK」をクリックすると、冗長項目がリストから削除されます。

タイプ

例および機能

除外

http://demo.testfire.net/transfer

または

http://demo.testfire.net/transfer/

指定された URL とすべてのサブディレクトリーおよびファイルをフィルタリングして除外します。

除外

.*private.*

ストリング private を含むすべての URL を除外します。

除外

.*_bk.aspx

_bk.aspx で終わるすべての URL を除外します。

例外

https://demo.testfire.net/transfer/customize.aspx

以前の除外 (この表の最初のものなど) でサブディレクトリーとファイルが除外されると、例外ではこの特定のパスをスキャンに含めます。

例外を有効にするには、除外の に表示する必要があることに注意してください。