新規 .NET アセンブリー・プロジェクトの追加

新規プロジェクト・ウィザードを使用すると、.NET アセンブリー・プロジェクトを作成することができます。.NET アセンブリー・プロジェクトは、ソース・ファイルを使用またはビルドすることができない場合に、コンパイル済み .NET アセンブリー・ファイルをスキャンするために使用できます。.NET アセンブリー・プロジェクトは、作業ディレクトリーと、ソース (ディレクトリーまたは個別のアセンブリー・ファイル) のリストで構成されます。

このタスクについて

注: このプロジェクト・タイプは、Windows でのみサポートされています。
注:

AppScan® ソース では、.NET Core で生成されたアセンブリー・ファイルを含む .NET アセンブリー・プロジェクトはサポートされていません。.NET Core プロジェクトは、.NET ソリューション・ファイルと同じ方法でスキャンできます。詳しくは、ユーザー・インターフェース・アクションによる既存のアプリケーションの追加を参照してください。

このトピックの手順では、新規プロジェクト・ウィザード (プロジェクトをアプリケーション内に作成する場合は、新規アプリケーション・ウィザード) のすべてのページで設定を完了するよう指示しています。ウィザードで行った設定は、選択したプロジェクトの「プロパティー」ビューでプロジェクトを作成した後に変更できます。

手順

  1. 「エクスプローラー」ビューで、プロジェクトを追加するアプリケーションを選択します (アプリケーションをまだ追加していない場合は、アプリケーションの構成を参照してください)。
  2. 以下のいずれかのアクションを実行して、新規プロジェクト・ウィザードを開きます。
    1. ワークベンチのメイン・メニューから、 「ファイル」 > 「プロジェクトの追加」 > 「新規プロジェクト」 を選択します。
    2. 選択したアプリケーションを右クリックして、コンテキスト・メニューから、 「プロジェクトの追加」 > 「新規プロジェクト」 を選択します。
  3. ウィザードの「プロジェクト・タイプの選択 」ページで、プロジェクト・タイプとして「.NET アセンブリー」を選択してから、「次へ」をクリックして次のウィザード・ページに進みます。
  4. 「プロジェクト・ソース」ウィザード・ページで、以下のようにします。
    1. プロジェクト・ソースを指定します。プロジェクト・ソースは、プロジェクト・ファイルが格納されているディレクトリー、およびプロジェクトに含める追加の個別ファイルから成り立っています。

      プロジェクトに名前を付けて、作業ディレクトリーを指定します。「作業ディレクトリー」は、AppScan® ソース プロジェクト・ファイル (.ppf) が置かれる場所です。また、すべての相対パスの基準でもあります。

    2. 「スキャナーのシークレットを有効にする」を選択すると、シークレットのスキャンが他の関連スキャナーとともに呼び出されます。
      呼び出されると、エンジンは、ハードコードされたパスワード、クレジットカード番号、社会保障番号 (SSN) がスキャン対象のコードで検出された場合に、そのチェックを行います。
    3. 「ソース・ルートの追加」をクリックし、ソース・コードのルートと、スキャンに含める、またはスキャンから除外するディレクトリーやファイルを指定します。
      ソース・ルートを追加した後で、特定のディレクトリーまたはファイルを除外できます。このためには、ソース・ルートでディレクトリーまたはファイルを選択 (するか、これらの項目を複数選択) し、選択項目を右クリックして、メニューから「除外」を選択します。ファイルを含めたり除外したりすると、そのファイル名の左側にあるアイコンが変化します。
  5. [完了] をクリックします。