カスタム・インストール構成ウィザードの使用

カスタム・インストール・ウィザードが表示され、AppScan® ソース インストールに使用する構成ファイルをこれから作成することが示されます。

このタスクについて

Windows システムでカスタム・インストール・ウィザードを実行する場合は、 Linux デーモンのユーザー・ステップが表示されます。Windows インストールで最終版の構成ファイルが使用される場合は、この値が無視されます。

ヒント: 既存の構成ファイルを使用してウィザードを実行すると、そのファイルから読み取られた値がデフォルト値として使用されます。

手順

  1. 「サイレント・インストール・オプション」パネルで、インストールをサイレント・インストールとして実行するかどうかを指定して、インストール・タイプを構成します。対話型カスタム・インストールを作成する場合は、 「いいえ」 を選択します。
    注: カスタムのサイレント・インストールを作成した場合、トルコ語の言語ロケールで実行すると失敗します (例: tr および tr_TR)。
    「次へ」 をクリックして、次のインストール・パネルに進みます。
  2. 対話型カスタム・インストールのみ: 対話型カスタム・インストーラーを作成する (「サイレント・インストール・オプション」パネルで「いいえ」を選択した) 場合は、「コンポーネントの選択」の 3 つのパネルに入力する必要があります。
    1. 最初のパネルでは、対話式のカスタム・インストールで使用可能な (または表示される) AppScan® ソース コンポーネントを選択します。
      • AppScan® Source for Automation
      • AppScan® Source for Analysis
      • AppScan® Source コマンド行インターフェース
      • AppScan® Source for Development for Visual Studio 2013
      • AppScan® Source for Development for Visual Studio 2015
      • AppScan® Source for Development for Visual Studio 2017
      • AppScan® Source for Development for Visual Studio 2019
      • AppScan® Source for Development for Eclipse、MobileFirst
      注: 選択したコンポーネントがターゲット・オペレーティング・システムでサポートされない、または選択したコンポーネントがシステムに存在しないソフトウェアに依存する場合は、選択してもインストール処理で無視されます。例えば、サポートされるバージョンの Microsoft Visual Studio がインストールされていないシステムに、カスタム・インストーラーを使用してインストールする場合、インストール対象として AppScan® Source for Development Visual Studio プラグイン を選択しても、カスタム・インストーラーのデプロイ時に無視されます。

      残りの「コンポーネントの選択」パネルでは、表示されたコンポーネントが、インストール・パネルでデフォルトで選択される、または有効になるようにするかどうかを指定できます (有効でないコンポーネントは、インストーラーがデプロイされたときにグレー表示になり、選択できません)。例えば、あるコンポーネントが、カスタム・インストーラーによって強制的にインストールされるようにする必要があるとします。このようにするために、コンポーネントがデフォルトで選択され、かつ有効化されないようにできます。

      コンポーネントが使用可能に設定され、かつデフォルトまたは有効にする対象に選択されていない場合、コンポーネントはインストールされません (グレー表示になり、インストール対象として選択できません)。

      「次へ」 をクリックして、次のインストール・パネルに進みます。

    2. 次の「コンポーネントの選択」パネルには、対話式のカスタム・インストールで使用可能になるよう選択されたコンポーネントのみ表示されます。このパネルでは、どの使用可能コンポーネントがデフォルトで選択されるかを指定します。 「次へ」 をクリックして、次のインストール・パネルに進みます。
    3. カスタム・インストールでユーザーが選択または選択解除できるコンポーネントを指定します。コンポーネントを無効にすると、そのコンポーネントのインストールが必須になります (デフォルトで選択されるように設定されている場合)。 「次へ」 をクリックして、次のインストール・パネルに進みます。
  3. サイレント・カスタム・インストールのみ: サイレント・カスタム・インストーラーを作成する (「サイレント・インストール・オプション」パネルで「はい」 を選択した) 場合は、サイレント・インストーラーによってインストールされる AppScan® ソース コンポーネントを選択します。
    • AppScan® Source for Automation
    • AppScan® Source for Analysis
    • AppScan® Source コマンド行インターフェース
    • AppScan® Source for Development for Visual Studio 2013
    • AppScan® Source for Development for Visual Studio 2015
    • AppScan® Source for Development for Visual Studio 2017
    • AppScan® Source for Development for Visual Studio 2019
    • AppScan® Source for Development for Eclipse、MobileFirst
    注: 選択したコンポーネントがターゲット・オペレーティング・システムでサポートされない、または選択したコンポーネントがシステムに存在しないソフトウェアに依存する場合は、選択してもインストール処理で無視されます。例えば、サポートされるバージョンの Microsoft Visual Studio がインストールされていないシステムに、カスタム・インストーラーを使用してインストールする場合、インストール対象として AppScan® Source for Development Visual Studio プラグイン を選択しても、カスタム・インストーラーのデプロイ時に無視されます。
  4. ターゲット・インストール・ディレクトリーを選択します。サイレント・インストールでは、これがインストール・ディレクトリーになります。対話式インストールの場合は、これがデフォルト値になります。

    「次へ」 をクリックして、次のインストール・パネルに進みます。

  5. 「ライセンス・ファイルの指定」パネルで、ライセンス・ファイルの場所を指定するか、ライセンス・サーバーのホスト名とポートを指定します。 「次へ」 をクリックして、次のインストール・パネルに進みます。
  6. 「プロパティー・ファイルの指定」パネルで、ターゲット・プロパティー・ファイルの名前と場所を指定します。ウィザードによって既存の構成ファイルが使用される場合は、デフォルトのパス名が表示されます。ファイル名を変更して、新しい構成ファイルを作成できます。

    Linux サーバー・インストールの場合のみ、どの Linux ユーザーが AppScan® ソース デーモンを実行するかを指定します。ファイルをコピーした後、サービス・ユーザーを指定する必要があります。デフォルト・ユーザー「ounce」を作成する場合は「ユーザー 'ounce' の作成」を選択し、既存のユーザーで実行する場合は「既存のユーザーで実行」を選択します。(インストールによって、ユーザーが検証されます。選択されたユーザーには有効なシェルが必要となることに注意してください。)

    「次へ」をクリックして、プロパティー・ファイルを保存します。