script (scr)

説明

コマンドのスクリプトを実行します。

スクリプトには、引数を指定した有効な AppScan® Source コマンド行インターフェース (CLI) コマンドを組み込むことができます。record (rc) コマンドを使用すると、スクリプト・ファイルを生成できます。

スクリプトは、 ${VAR} 表記を使用して環境変数を参照できます ( VAR は環境変数の名前です)。

script コマンドは、コマンド行から AppScanSrcCli に渡されると、スクリプトの最後で AppScanSrcCli を自動的に終了します。

構文

script script_file

script_file: 実行するスクリプト・ファイルの絶対パスおよびファイル名。

スクリプト内のコメント

先頭に番号記号 (#) が付いている行は、コメントです。CLI は、対話式に実行された場合、またはスクリプト・ファイル内から実行された場合、コメントをスキップします。

以下のスクリプト例にはコメントが含まれています。

login localhost User 123456
#navigate to my workspace
cd MyApplication
#scan my application
scan
logout

ログインして 主に CLI を対話式に使用するユーザーは、コンソールから実行する間、スクリプトを記録して繰り返し実行したいと考えることがあります。record (rc) コマンドを使用してセッション全体をスクリプトとして作成し、そのスクリプトを、繰り返しまたは予定した間隔で実行することができます。スクリプトを使用し、単一のバッチ・ファイルまたはスクリプトでログイン、プロジェクトの作成、スキャン、ファイルのコピーなどを実行できるようにして、セッション全体を自動化します。

  • myscript.txtというスクリプトを実行するには、以下のように指定します。
    AllApplications>> Script c:\myscript.txt
  • 以下の例では、スクリプトによって、ログイン、ロギングのオン、アプリケーションの作成、特定のディレクトリーの下位にあるすべての ppf プロジェクトのインポート、評価の実行、および終了が行われます。
    log on C:\mylogfile.log
    new MyApplication C:\myAppFolder
    cd MyApplication
    im c:\Projects\*.ppf
    scan
    logout

    スクリプトを常に logout コマンド行から実行する場合、 AppScanSrcCli は必要ないことに注意してください。