AppScan® ソース ユーザーの作成
一般に、管理者は、ユーザーが AppScan® Enterprise Server の資格情報を使用して AppScan® ソース 製品にログインするように設定します。しかし、何らかの理由で、AppScan® Enterprise Server に存在しない AppScan® ソース ユーザーを管理する必要がある場合、管理者は、このトピックの説明に従って、ローカルの AppScan® ソース ユーザーを作成することができます。
このタスクについて
重要: このトピックは、AppScan® ソース バージョン 10.0.1 以前からバージョン 10.0.2 以上にアップグレードする場合にのみ適用されます。AppScan® ソース バージョン 10.0.2 を新規インストールする場合は、この機能はありません。AppScan® ソース の新規インストールのユーザー管理はすべて AppScan® Enterprise で行われます。
ユーザーは AppScan® Source for Analysis ユーザー・インターフェースまたは CLI で作成できます。AppScan® Source for Analysis ユーザー・インターフェースで、AppScan® Enterprise Server ユーザーの自動ログインを設定することもできます (AppScan Enterprise Server ユーザーの自動ログインを構成 を参照してください)。
AppScan® Source for Analysis のユーザー・インターフェースでユーザーを作成するには、以下の手順を実行します。
手順
- ワークベンチのメイン・メニューから を選択します。
- 「ユーザーの管理」ダイアログ・ボックスに、既存の AppScan® ソース ユーザーがリストされます。AppScan Enterprise Server ユーザー・リポジトリーに存在するユーザーは、ローカルの AppScan® ソース・データベース および AppScan® Enterprise Serverに存在します。AppScan Source リポジトリーに存在するユーザーは、 AppScan® ソース・データベースにのみ存在します。このダイアログ・ボックスで新規ユーザーを作成すると、そのユーザーは AppScan® ソース・データベース内にのみ作成されます。
- 「ユーザーの追加」 をクリックして、「ユーザーの追加」ダイアログ・ボックスを開きます。
- 「ユーザー ID」 を入力した後、そのユーザーのパスワードを入力 (確認のために 2 回、6 ~ 16 文字) します。これらは必須フィールドです。オプションで、ユーザーの 「名前」 (最大 255 文字) を追加することもできます。
- 許可ツリーを展開し、ユーザーの許可を示すチェック・ボックスを選択します。
- 「OK」 をクリックして、ユーザーを作成します。
タスクの結果
このトピックで説明した設定を使用して、ユーザーを編集することもできます。その場合は、「ユーザーの管理」ダイアログ・ボックスでユーザーを選択して「ユーザーの編集」をクリックします。同様に、 ユーザーを選択して「ユーザーの削除」をクリックすることにより、 ユーザーを削除できます。
注: AppScan® Source for Analysisから AppScan® Enterprise Server ユーザーを編集する場合は、ユーザーの AppScan® ソース 権限のみを変更できます ( 「AppScan Enterprise 設定の管理」 権限を持っている場合に限ります)。